読んでもないのに、勝手に11月がやってきた挙句に、
秋がすっとんで冬の寒さ。
朝晩、布団を出そうかどうしようか悩んでいます。
ついこの間までは暑いぐらいだったのに……。
秋はどこ行ったー。天高く馬肥ゆる、食べ物の美味しい季節はどこ行ったー。
食いしん坊なので暴れて探していますが、
秋はとても恥ずかしがりなのか、冬の自己主張が激しいのか、出て来ません。
スーパーはもう鍋とおでんの準備体制がばっちりです!
秋どこいったの……。
見つけた方はご一報下さい。
今日のオススメ絵本は
『おさじさん』
( 松谷みよ子 作 東光寺啓 絵 童心社 平12)
です。
作者の松谷みよ子さんは児童文学の御大。超有名人です。
ファンの方も多いのではないでしょうか。
そしてこれは『あかちゃんの本』シリーズの一冊です。
秋だのなんだの最初書いてましたが、絵本の内容とは関係ありません。
そして、最近ドラマで大奥を見ているので『おさじさん』と言うと御殿医に変換されていたのも内緒です。
話の内容はおさじさん…つまりスプーンさん(こういうとわかりやすいですが、おさじさんの方が風情がありますね)があかちゃんウサギが玉子粥の入った器に顔を突っ込んで
あついあついと言っているのを、助けるというお行儀について学ぶ絵本です。
『おさじを使って、行儀よく食べましょうね』
この一行のためだけにウサギの赤子は火傷をさせられるのですが。
……泣き顔も可愛いからよし。
あと、寒い部屋で見る玉子粥の絵が物凄く暖かそうで、妄想で暖をとれるからよし。
基本的なオススメ年齢はやはり、道具を使って物を食べ始めたあかちゃんなんですが、
『おさじ』と聞いて意味が分からなかった方にもお勧めです。
そして、私は匙を使うよりも鍋からお玉様を使って食べる派です。
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(小川知里)
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