忍者ブログ

オススメ絵本紹介

古本屋・厚生書店がお子様向けから大人向けまで幅広く、イチオシの絵本を紹介します。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

第二十九回オススメ絵本『おさじさん』



読んでもないのに、勝手に11月がやってきた挙句に、
秋がすっとんで冬の寒さ。


朝晩、布団を出そうかどうしようか悩んでいます。
ついこの間までは暑いぐらいだったのに……。

秋はどこ行ったー。天高く馬肥ゆる、食べ物の美味しい季節はどこ行ったー。
食いしん坊なので暴れて探していますが、
秋はとても恥ずかしがりなのか、冬の自己主張が激しいのか、出て来ません。
スーパーはもう鍋とおでんの準備体制がばっちりです!


秋どこいったの……。


見つけた方はご一報下さい。



今日のオススメ絵本は


『おさじさん』
( 松谷みよ子 作 東光寺啓 絵 童心社 平12)

です。


作者の松谷みよ子さんは児童文学の御大。超有名人です。
ファンの方も多いのではないでしょうか。


そしてこれは『あかちゃんの本』シリーズの一冊です。


秋だのなんだの最初書いてましたが、絵本の内容とは関係ありません。


そして、最近ドラマで大奥を見ているので『おさじさん』と言うと御殿医に変換されていたのも内緒です。


話の内容はおさじさん…つまりスプーンさん(こういうとわかりやすいですが、おさじさんの方が風情がありますね)があかちゃんウサギが玉子粥の入った器に顔を突っ込んで
あついあついと言っているのを、助けるというお行儀について学ぶ絵本です。


『おさじを使って、行儀よく食べましょうね』


この一行のためだけにウサギの赤子は火傷をさせられるのですが。
……泣き顔も可愛いからよし。
あと、寒い部屋で見る玉子粥の絵が物凄く暖かそうで、妄想で暖をとれるからよし。


基本的なオススメ年齢はやはり、道具を使って物を食べ始めたあかちゃんなんですが、
『おさじ』と聞いて意味が分からなかった方にもお勧めです。


そして、私は匙を使うよりも鍋からお玉様を使って食べる派です。


大阪の古本買取は小店にお申し付けくださいませ。空堀通商店街の店頭にて、遠方の場合は出張・ご送付により買取りもいたしております。絵本・昭和史だけでなくあらゆるジャンルの文庫・新書・単行本、社会科学・自然科学・文学・美術その他専門書の査定と買取りをいたします。
〒542-0012 大阪市中央区谷町6-3-12 空堀通商店街 (谷町筋東側)
TEL/FAX06-6773-9360

(小川知里)

拍手

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

フリーエリア

最新コメント

プロフィール

HN:
厚生書店
性別:
非公開
自己紹介:
空堀にある古本屋の厚生書店です。

バーコード

ブログ内検索

P R

忍者アナライズ