台風シーズンがそろそろやってきました。
実際に台風の進路に当たられる方は大変なのはわかっていますが、
この季節、偏頭痛持ちには梅雨と並んできつい季節です。
頭が爆ぜるんじゃなかろうか。いや、いっその事爆ぜてくれ。
そんな痛みが薬を飲めども飲めども治まらず、ぐでぇとして居ます。
私の場合は人として一番最低な状態になっています。
『どんなきっつい事を言っても受け止めてくれる相手は……いないよなぁ』
そんな状態です。
しかし。今日紹介する絵本を読んで、登場人物の片割れのクマの懐の大きさに惚れました。
と言うわけで、
今日のオススメ絵本は
『くまにてがみをかきました』
(ジョアナ・ハリスン 作 竹下文子 訳 偕成社 平8)
です。
登場人物の女の子、ケイティーは階段下の物置に住み着いているクマが怖くて仕方ありません。
ふとした時にクマの事を考えて、恐ろしくなってしまうので両親に相談します。
すると、返ってきた答えは『手紙を書いてみたら』?
それもそうだ、とケイティは手紙を書くのですが、この内容が相当ひどいです。
『くまさんへ どこかへいってください ケイティー』
簡潔で、意味の取り違えようのないきっつい願い事。
それに対して、クマから返ってきた返事は……。
そして、クマとケイティーの関係はどうなっていくのか。
最後の最後のページでクマがケイティーに宛に書いた手紙が、これまたここまで虐げられていたのに、可愛らしくてもう、涙が出てきそうになります。
大体の感覚で書いているので、今日の紹介は支離滅裂ですが、クマが可愛い。
これだけは間違いがありません。
そして、絵本のクマは、だいたい心が広い。
二大『絵本のクマ』あるあるに勝手に指定しておきます。
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(小川知里)
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